第5回WBCでは、ともにキューバ代表の一員としてプレーし、4強進出に貢献した。昨季まで在籍していた中日のチームメートでもあり、ロドリゲスの突然の亡命騒ぎには驚きを隠せない。
マルティネスは「彼は勇敢というか、考えて慎重に行動するというよりは、思い立ったら行動に出すタイプ。衝動的なところがあるので…」とポツリ。「今回の亡命騒ぎもそんな一面が絡んでいるのかもしれない。頭の中で米国でプレーするという考えがよぎった瞬間、彼は行動に移してしまったのかもしれない」と本人の心中を察するように淡々と語った。
ただ、マルティネスによれば、ロドリゲスは以前から米球団でのプレーを熱望。同僚ナインを含めた周囲もそんな本人の思いをくみとり、叱咤激励の言葉を頻繁にかけていたという。
「(ロドリゲスは)周りから野球の実力は認められていたし、キューバのチームメートなどからも『お前の力は米国でも絶対通用するに決まっている』と、よく言われていた。それで本人が米国で『できる』と確信してしまったのかもしれない。でも(メジャーで通用すると)言っていた周囲はあくまで野次というかジョーク。誰も本当に亡命してくれというわけじゃなかった。だからこそ、まさか本当に行くとは…という感じです」
マルティネスは日本でプレーする機会を与えてくれた中日に恩義を感じており、ロドリゲスと連絡が取れずに困惑している古巣のことも「フロントを含めたいろいろな方々が苦労されていると思う」と心配している。現地メディアによれば、キューバ野球連盟も「(中日と)契約破棄の場合は違約金1000万ドル(約13億3000万円)を請求する」との声明を出しており、予断を許さない状況となっている。
もちろんマルティネスもロドリゲスの身勝手な行動を容認するつもりはない。ただ、異国で一緒に頑張ってきた仲間として背中を押したくなる気持ちもあるようで「僕が(今回の件が)いいか悪いかというようなことは言えない。でも、キューバには『いつか米国でプレーをしたい』という夢を見ながら野球に励んでいる子どもたちがたくさんいる。僕が思うにロドリゲスはその一人だった。だから(彼は)夢に向かって行ったと思う。いい面、悪い面があると思いますが、もし本人にとってそれがいい決断というのであれば、その気持ちを心から尊重したい」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/df3c33cb6598fbbac1db479419e0cfd04c5efccb
まさか本当に行くとはてw
後押ししちゃったんかい
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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ