入団時に掲げていた「新球場での4番」が実現しました。でも、イメージしていたものとは違いました。巨人・中田さんや楽天・西川さん、ソフトバンク・近藤さんら、上位打線の方々が移籍されて“空いたところに入った”という感覚。しっかり成績を残して、4番として認めてもらえるようにやりたいです。
中田さんには、今年のオープン戦で東京ドームでお会いした時に「お前がスター候補になるしかないやろ」と声を掛けてもらいました。ファイターズ時代よりも気にかけてくれている。僕が入団した時にバリバリの4番で、「ザ・4番」という方ですし、背中を追いかけたいです。
初めて球場内に入ったのは去年の12月。まだ完成はしていなかったけど、本当に圧倒されました。一緒に来た清宮さんと写真を撮りまくり、素直に「ご飯食べて、お酒飲んだりしたら楽しいだろうな」とファンの人がうらやましくなりました。
清宮さんの実家に昨年11月に遊びに行った時、地下の打撃練習場に「3番清宮、4番野村」と書きました。清宮さんのお父さん(克幸氏)に「一筆書いていけ」と言われたからです。人の家の壁に書かせてもらえるなら、ちょっとでも粋なことを書かないといけないと思って書きました。
プロ5年目ですが、ケガが多かった。特にしんどかったのは、1年目の19年の夏、全治5カ月の「左股関節後方亜脱臼」。約1カ月、歩行禁止だったので、病院でほぼ寝たきりの生活でした。おなかもすかないし、何時に寝ているのかも分からない。人生の中でも一番長く感じたぐらいの期間。でも、その後の6カ月間のリハビリで体幹やウエートなど基本的なトレーニングを一から教わり、取り組めたことはプラスに捉えています。体重も4キロ増えて、今の体のベースになっています。
今年から背番号5。「三塁」でレギュラーを獲りたかったので、5を選びました。ケガが多く、何か変えないとと思っていた。今年は「不動の4番」を自分の中で掲げています。新球場1年目の4番がしっかりした成績を残さないとさみしい。試合に出続けて、終わる頃には誰もが認める存在になっていたいです。(北海道日本ハムファイターズ内野手)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c74dd7679a422df60c1bb5a69183a4c7c5158fe3
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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ