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「カーネクスト2023 WBC東京プール」1次ラウンド(R)で日本がオーストラリアを7―1で破り、4戦全勝で1位突破を決めた。16日の準々決勝・イタリア戦(東京D)では、大谷が二刀流で先発登板し、ダルビッシュへとつなぐ継投策が有力となった。
準々決勝のイタリア戦(東京D)で、日本が大谷とパドレス・ダルビッシュ有投手(36)の両エースを投入する構想であることが12日、分かった。準々決勝からは負けたら終わりの一発勝負。先発は中6日の大谷で、中5日のダルが2番手以降とみられる。2人のメジャーリーガーで、米フロリダ州マイアミ開催の準決勝進出を決める。
負けられない戦いで日本が世界に誇る2枚看板をつぎ込む。降板後も指名打者として出場を続けられる「大谷ルール」を活用するため、先発には二刀流を送り、対応力のあるダルビッシュを2番手以降に据える公算が大きい。球数制限は1次Rから15球増え80球。2人で計160球となり、1試合をしのぐことも可能な球数だ。
大谷は9日の開幕・中国戦に先発し、最速160キロで4回1安打無失点。「比較的ストライク先行で、どの球種もよかった」と好感触を口にしていた。中6日と間隔も十分。複数の米メディアによると、エンゼルスのネビン監督が11日(日本時間12日)、大谷が準々決勝に登板し、準決勝以降は投手として出場しないと説明。2度目の登板が今大会最後となる可能性が高い。
一方のダルは10日の韓国戦に先発し、ぶっつけ本番となる今年初実戦で3回3失点。味方が逆転して勝利投手となり「球速もそこそこ出てましたし、スライダーの曲がり、ストライクもそこそこ取れましたしよかったですね」と手応えを得た。11日にはツイッターで「まだ日本では後1試合投げる可能性があるので、やりたいことを明確にして過ごしたい」と投稿。この日の試合後には「一人一人が自分も含めてベストパフォーマンスを出すための準備をしなければいけないし、みんなそれはできると思うので、すごく楽しみ」と語り、状態を上げ大一番に挑む。
ともに日本ハムで背番号「11」を背負い、メジャーに挑戦した2人は、合わせて日米通算「258勝」と世界屈指の投手へと飛躍した。大谷はこの日の試合前、キャッチボールなどで投手調整。ダルもキャッチボールなどで備えた。準々決勝進出が確定し、栗山監督は「もう一回、手綱を引き締め直して勝つために前に進みます」と話した。米国での準決勝は佐々木朗、決勝は山本の先発が有力。最強投手陣を象徴する2人が、まずは日本を決戦の地へと導く。
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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ