DeNA牧、ヤクルト山田に苦手なゲッツーの助言を求める

ＷＢＣ日本代表強化合宿（１９日、宮崎）侍ジャパン・牧秀悟内野手（２４）＝ＤｅＮＡ＝は、午前中に行われたシートノックと投内連係で本職の二塁ではなく、一塁に入り「守れるところは守っていきたい。きょうはミスをしてしまったけど、次はミスのないようにやっていきたい」と誓った。

一塁守備は昨年、ＤｅＮＡでの起用はなかったものの、１１月の強化試合では好守備を連発。今大会メンバーでは本職の山川（西武）に加え、前日のシートノックでは三塁が本職の岡本和（巨人）が守った。本番のあらゆる状況を想定して一、三塁での準備も求められている牧は「どこで出てもひとつのアウトをしっかり取れるように」と意気込んだ。

全体練習後の特守では、同じ二塁手の山田（ヤクルト）に苦手な併殺のスローイングについて助言を求めるなど精力的に取り組んだ。試合を想定した打撃練習では、１死三塁からきっちり中前打を放つなど打撃でも持ち味を発揮。「すごく充実しているし、いろいろな球団の方と野球ができて楽しい」と前向きに第１クールを振り返った。（浜浦日向）

https://www.sanspo.com/article/20230219-ZAL3QPNCOJJNFPDUNOPR5T74PY/?outputType=theme_wbc2023