昨年秋のドラフト会議で、DeNAが駒澤大の内野手・林琢真を3位で指名した時、いくつかの他球団ブースでは「?」という雰囲気になったという話を聞いた。
林は東邦高(愛知)時代からずっと”二塁手”としてスピード感あふれるフィールディングと快足、それに小柄な体躯(172センチ、74キロ)に見合わぬ意外な力感を秘めたバッティングでプロへの道を切り拓いてきた選手だ。
だが、DeNAの二塁には牧秀悟がいる。いま必要なのはショートじゃないのか……。昨シーズンのDeNAは大和、柴田竜拓、森敬斗らが入れ替わり立ち替わり、ショートを守る選手が変わった。要するに、レギュラーを固定できなかったということだが、だからこそ中日から京田陽太をトレードで獲得したのだろう。
ならば二塁手の守備要因として、林を上位指名したのか……。いやいや、そんなもんじゃない。私は林という選手を「スーパーユーティリティープレーヤー」だと見ている。
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Source: ベイスターズ速報@なんJ