移転したファイターズ事務所の跡。ガラス戸にはにじんだ文字で「事務所移転のお知らせ」と書いた紙が貼られていました。移転先は「北広島市Fビレッジ1番地」と記されていました。
ファイターズの新たな本拠地「エスコンフィールド北海道」は3月30日の開幕戦で開業します。こけら落としまであと2カ月弱となった新球場を、連日多くのメディアが取り上げています。
一方で、ファイターズが去り、すっかりニュースで取り上げられることが少なくなった札幌ドーム。この先の運営は大丈夫なのでしょうか。
札幌市は2022年6月、札幌ドームの指定管理者である株式会社札幌ドーム(札幌市が55%の株式を所有)の今後の「収支見込」を示しています。
収入の大きなウエートを占めているのが貸館料です。札幌ドームを使ったイベントが多いほど、株式会社札幌ドームの貸館料収入は増えます。
「収支見込」では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が限定的だった2019年度の札幌ドームのイベント日数を127日間としています。ほぼ半数にあたる62日はプロ野球の利用でした。
株式会社札幌ドームの決算資料によると19年度のイベント日数は132日と記載されています。どちらが正確なのか、同社に問い合わせるとイベントのカテゴリーに分類できないCM撮影など「その他」の利用が別に5日分あったとのことでした。「その他」の利用は事前の予想が難しく、23年度以降と前提条件をそろえるため、「収支見込」ではカウントしていないのだそうです。
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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ