https://news.yahoo.co.jp/articles/82d1140cccb92a068e6687207bf80a3069b01f5a
相手を混乱させる野球は今季も継続か。日本ハムが7日に行われた春季キャンプでおよそ20分にわたり「重盗」だけを反復練習。わざわざ練習メニューに組み入れたことで周囲は早くも「今季も奇策連発か」と色めき始めている。
午前11時から始まったこの異例の練習は走者を一、三塁に置きあらゆるケースを想定。一走が一、二塁間で挟まれている間に三走が本塁に生還する方法や守備陣の動きなどを野手全員で共有した。
新庄剛志監督はこの意図について「ああいうケース(一、三塁)で点を防ぐ、点を取りにいくという練習は去年からやっていたから」と説明。「大事な場面で〝ここ〟っていう時に(重盗は)必要となってくる。せっかく苦労して1点取ったものをああいうの(重盗)でまた(得点を)奪われたり奪ったりをしていくためにはやっぱり練習しかない。無死一、三塁で1点取って犠牲フライでまた1点取って2点取る。難しいっちゃ難しいけど、意識さえあればね。そういうチームが強いチームだから」(新庄監督)
指揮官は昨季も一、三塁に走者を置く場面でしばしば奇策を発動。相手チームの守備陣を混乱させ得点を奪うケースが目立った。その一方、走者のミスや誤判断で絶好の得点機を一瞬にして逸する場面も珍しくなかった。そんな奇策の難しさもあるため、あえてこの時期から練習メニューに組み込み、選手全員にその意識を浸透させたい狙いがあるのだろう。
「(昨年に比べれば選手は)かなり分かってくれてますから。どのケースでも(サインは)あるよって。バッターとの兼ね合いもありますけど、しっかり点を取ってほしい」(新庄監督)
もっとも、昨年より一、三塁の場面での作戦が増えるかについては「分からん、分からん。今は言いたくないね。今年に関しては、それはもう」とニヤリ。
目標の日本一に向け早くも秘策を練り始めている様子の新庄監督。厳しさを前面に打ち出しながらも相手を翻弄する新庄野球は不変なのかもしれない。
心の中のBIGBOSSが顔だしてるやんけ
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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ