横浜DeNAベイスターズは沖縄県宜野湾市にあるアトムホームスタジアム宜野湾でキャンプ4日目を迎えた。昨年11月、DeNA左腕の砂田毅樹と1対1のトレードで中日ドラゴンズから加入した京田陽太は、今キャンプのノックで初めて三塁を守った。
本職はショートの京田。慣れないポジションに入り、ボールを弾く場面も時折あったが、徐々に慣れてくると、華麗なグラブさばきでファンを沸かせる場面もあった。ノック後には特守を行なった28歳は、約50分以上ボールを追いかけ続けた。
中日で6シーズン過ごした京田は、チームの雰囲気について「少しずつ慣れてきている」と言うが、「キャンプはいっぱい(違いが)あります。ギャップを感じながらやっています」と、環境の変化にまだ戸惑いを隠せない様子だった。
それでも、収穫を口にする。「DeNAのバッティング練習はいろんな種目のティーとか、いろんなトレーニング方法を取り組んでいるので毎日が新鮮です」と新たな刺激をもらい、充実したキャンプを過ごしているという。
練習終了後の去り際には「僕は生え抜きではなく、トレードで来ているので。ポジションを奪わないといけない」と固い決意を覗かせた。
ルーキーイヤーには開幕スタメンに抜擢され、149安打&23盗塁でセ・リーグ新人王に輝いた男は、ポジションを問わずグラウンドを駆け回る覚悟を首脳陣にアピールしている。
三浦大輔監督は、この日三塁を守った京田について「可能性がないことはやらないですから。可能性があるかもしれないと思って、できないと思えばやらせないです」と遊撃以外の起用法に含みを持たせる。
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Source: ベイスターズ速報@なんJ