広島東洋カープで守備・走塁コーチを12年間務めた玉木朋孝が、台湾の統一ライオンズから守備コーチに招聘された。
球界一のノッカー。
玉木はいつしか、そう言われるようになった。強弱、リズム、打球の質──。目的に合わせて打ち分けながら、選手の守備力アップに寄与していく。ノック道の飽くなき追求は、NHK BS1の『球辞苑』でも取り上げられたほどだ。
打球を遠くに飛ばしたい時は、トスを高く上げる。トスの高さで弾道をコントロールするのだ。逆に打球を詰まらせる場合は、体の近くにトスする。ゴロを打つ時はボールの上部の3分の2を潰すようにして打ち、フライなら下部の3分の2を上から潰すようにスイングする。
「日本にとどまらず、いろんな野球を見てみたいという思考はもともとありました。アメリカや台湾など日本以外も見ていかないと野球人として成長していかないと思っていたので、チャンスが訪れたなと」
玉木は現役時代にスポットライトを浴びたわけではないが、「球界一のノッカー」と言われるまでになった。今は台湾の言語を学んでいる最中だ。通訳はつくが、なるべく頼りたくないと考えている。
NPBのコーチは1年契約が通例だが、台湾球界ではシーズン中の4月から10月までと短くなる。その期間に少しでも多く吸収しながら、コーチとしての手腕をどれだけ発揮できるか。
来季、海の向こうで千賀や吉田が大きなチャレンジを始めるのと同じように、玉木は新たなユニフォームをまとって勝負に出る。
(全文はリンク先)
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/npb/2022/12/26/nhk/
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Source: 広島東洋カープまとめブログ | かーぷぶーん