サッカーフランス代表のカリム・ベンゼマ
【AFP＝時事】サッカーフランス代表のFWカリム・ベンゼマ（Karim Benzema）は、同国がアルゼンチンに敗れたW杯カタール大会（2022 World Cup）の決勝から一夜明けた19日、代表を引退すると発表した。
フランス代表として97試合に出場し37得点をマークしたベンゼマは、練習中に左大腿（だいたい）部を負傷し、今大会の初戦直前に登録メンバーからの離脱を余儀なくされた。
スペイン1部リーグのレアル・マドリード（Real Madrid）に所属する35歳のベンゼマは、ツイッター（Twitter）に「努力と失敗をして今の私があるし、そのことを誇りに思う！ 自分の物語を紡ぎ、われわれの物語は終わりを迎える」と投稿した。
10月にバロンドール（Ballon d’Or）を受賞したベンゼマは、フランスが優勝を果たした前回大会（2018 World Cup）ではメンバーに選ばれなかったため、今大会の出場を切望していた。
元チームメートであるマチュー・ヴァルブエナ（Mathieu Valbuena）のセックステープを使った恐喝事件に関与したとして、ベンゼマは5年半にわたり代表から追放されていた。この件に関する昨年の審理では、執行猶予付き禁錮1年の有罪判決と7万5000ユーロ（約1085万円）の罰金を言い渡されていた。
ベンゼマは今大会の期間中、フランスを激励するメッセージや謎めいたメッセージをSNSに交互に投稿し、決勝前にはインスタグラム（Instagram）に「興味がない」と記していた。ベンゼマは同国のエマニュエル・マクロン（Emmanuel Macron）大統領から決勝に招待されていたが拒否しており、このメッセージはそれを受けてのものだった。【翻訳編集】 AFPBB News
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Source: サカラボ | サッカーまとめ速報