日ハム伊藤大海が増額で契約更改「マウンドに立つものとして信頼を得られる一年にしたい」

　日本ハムの伊藤大海投手（２５）が８日、札幌市内で契約交渉し、推定４１００万円から増額で更改した。金額については「ご想像にお任せします。上げてもらいました」と話した。

　今季は２６試合に登板し、球団としては西崎幸広氏以来３４年ぶりとなる新人から２年連続２ケタ勝利となる１０勝９敗１セーブ、防御率２・９５の成績。終盤には来季の抑え転向プランもある新庄監督によって最終回に起用され、プロ初セーブを挙げた。

　「２年目でなかなか苦しい時期もありましたけど何とか最低限１０勝できたのは自分としてもよかったですし２ケタ勝つことを続けていけたらなと思います」と今季を振り返った。

　来季は開幕前にＷＢＣが控える。「代表に選ばれ続けたい気持ちもありますし、ダルビッシュさんも参加を表明しましたし、一緒にプレーしたいなという気持ちが大きいです。いろんなことをお聞きしたい」と期待を込めた。

　用意された色紙には「支配者」と書き入れた。「マウンドでの圧倒的な姿でありたい思いと、ゲームをいい意味で支配すること」とその心を明かす。「先発にこだわりをもっていますし、そこで勝負していって結果を残し続けたいなと思います」と訴えた。