DeNA三浦監督、トミージョン手術の平良に「元以上」期待

ＤｅＮＡ・三浦大輔監督（４８）が４日、秋季トレーニングが行われている神奈川・横須賀市の球団施設「ＤＯＣＫ」で報道陣の代表取材に対応。昨年６月に右肘内側側副靱帯（じんたい）の再建手術（トミー・ジョン手術）を受けた平良拳太郎投手（２７）について言及した。

「本人とこの前、話をしたときも『違和感もない』ということで『来年は勝負だぞ』という話はしました。１軍の先発の枠を空けて待っている訳じゃないので、そこは勝負していけよという話はしました」

２０２０年には１２球団でただ一人の８試合連続クオリティースタート（先発で６回以上、自責点３以下）を達成するなど、抜群の安定感を誇る右腕。手術を乗り越え、今年８月に実戦復帰を果たした。１０月は宮崎でのフェニックス・リーグに参加し、リハビリプログラムを完了。来季は１軍での完全復帰を目指す。

指揮官は「何とか今年後半１軍で、というところもあったんですけど、フェニックスでしっかり投げていましたしね。だから来年勝負。手術を経験したことによってまた、本人の意識も変わります。それを踏まえて今の平良、これからの平良というのを見せてくれれば。元通りに戻るというより、元通り以上に」と期待を込めた。
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