日ハム達孝太が新庄監督の前で成長アピール6回67球1失点

新庄監督の前で日本ハム達孝太が成長アピール6回1失点「余力あったので」ブルペン“おかわり”30球も
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　日本ハムの達孝太投手（18）が27日、秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」の阪神戦（SOKKEN）で先発し、プロ入り後では最長の6イニングを投げて1失点の好投。視察した新庄剛志監督（50）の前で成長をアピールした。

　達がまた1つ階段を上がった。「3球で1ボール2ストライクのカウントをつくって勝負するイメージ。変化球でしっかりカウントが取れた」。ストライクゾーンにテンポよく投げ続けた結果、6イニングで四球は1つ、球数は67球。省エネで長いイニングを投げきった。

　「きょうは100球がめどだった。余力があったので登板後はブルペンで30球投げました」と、追加の投球もこなすほど余裕たっぷり。1年間かけて取り組んできた体力、技術の土台づくりが実を結んだ。

　1年前のドラフトで1位指名されたときから、2023年開場の新球場「エスコンフィールド北海道」で開幕投手を務めることを目標にしてきた。新庄監督は早々と左腕エースの加藤を大役に指名しているが、達は「まだまだ頑張ります」。来春の開幕を頭の片隅に、成長速度を上げていく。