27人離脱のヤクルトに恵みの雨も続く非常事態…公平性に欠く再開に疑問

転載元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1657674167/

2
1: それでも動く名無し 2022/07/13(水) 10:02:47.97 ID:3llnZjlZ0

新型コロナの陽性判定による離脱者が1、2軍合わせて大量27人も出たヤクルトは「特例2022」の規約に従い、14人を2軍から緊急昇格させて12日、愛知県・豊橋市で開催予定だった中日戦に備えたが、試合は雨天中止となった。一方の中日もポイントゲッターの阿部寿樹内野手が濃厚接触者に指定されて離脱。両チームにとって恵みの雨となったが、競技の公平性が担保されず疑問の残る強行日程となっている。
スタメンに並木、武岡、古賀の若手3人を抜擢

https://news.yahoo.co.jp/articles/58d78d2ed16095ec96c09a987756d6ef328dd6b1

2: それでも動く名無し 2022/07/13(水) 10:03:13.19 ID:3llnZjlZ0
スタメンに並木、武岡、古賀の若手3人を抜擢

ご当地、豊橋出身の中日OB藤井淳志氏の始球式が終わった直後に雨がまた強くなった。試合直前になって降り始めた雨がひどくなり、豊橋市民球場の土のグラウンドは、ぬかるみ状態。スポンジで水を吸い取るなどの懸命な整備が行われていたが、グラウンドコンディションの回復も難しいことから、総合的な判断で18時10分に中止となった。

報道によると、新型コロナにより戦列を離れた高津監督に代わって指揮を執るヤクルトの松元ユウイチ作戦コーチは「みんないい準備をしていた。残念ですね」とのコメントを残したという。マジック「49」が灯ったヤクルトだが、新型コロナの陽性反応で1、2軍合わせて27人もの離脱者が出た。

野手では、塩見、山田、青木、中村、川端、長岡らの主力、投手では、先発陣は高梨だけだが、快進撃を支えてきたブルペン陣からは、田口、清水、大西が陽性判定を受けた。1軍だけでなく2軍の試合もできない状況となり、9、10日の阪神2連戦は中止となったが、2試合の中止だけでゲームを再開することが、NPBの実行委員会で決定して、この日、ヤクルトは、陰性判定を受けた14人をファームから引き上げた。

ヤクルトのスタメンは、1番センター並木、2番ライト山崎、3番レフト荒木、4番サード村上、5番ファースト、オスナ。6番ショート西浦。7番セカンド武岡、8番キャッチャー古賀、9番ピッチャー、サイスニードだった。

3: それでも動く名無し 2022/07/13(水) 10:03:38.47 ID:3llnZjlZ0
2年目の並木は、今季初昇格初スタメン。大学時代の50m走で5秒32を記録、日ハムの五十幡より速かったため「『サニブラウンに勝った男』に勝った男」の異名を持つ韋駄天だ。ファームではイースタン2位の打率.293、同トップの18盗塁をマークしている。

3年目の武岡も同じく今季初昇格初スタメン。八戸学院光星高時代に甲子園で活躍して母校の先輩である坂本勇人を超える逸材として期待されている若手だが、今季はイースタンで打率.240と苦しみ、長岡に先を越された。
3番には、本来ならば、内外野の守備、代走要員のベテラン荒木が5月28日の楽天戦以来となる今季2度目のスタメン。

ただ打率.214の数字しか残っていない。長岡にポジションを奪われる形になった西浦も今季初スタメンである。
一昨年まで阪神で7年間コーチをした評論家の高代延博氏は、このスタメンを見て「苦肉の策なのだろう。評論のしようがない。山崎、村上、オスナが残っているので、いかに村上、オスナの前に走者を貯めるかという戦いになると思う。

ピンチはチャンスというが、並木、武岡、古賀という若手は絶好のアピール機会。長岡にレギュラーを奪われた西浦もそうだろう。昨年も主力の多くが新型コロナで離脱した際に抜擢を受けた若手が1球1球に執着心をもってプレーして戦力不足をカバーしたことがあった。その再現に期待するしかないだろう」という感想を抱いた。
だが一方で高代氏は、わずか2試合を中止しただけで、主力がこれだけ欠けているのに試合を再開させた強行日程に「疑問が残る」と訴えた。
「全国でこれだけ新型コロナの感染者が増えてきて第7波の襲来となっているのだから、いくら予防を徹底していても防ぎきれないものがあると思う。

27人もの選手が離脱したヤクルトが、たった2試合の中止で試合を再開することは競技として著しく公平性に欠く。ヤクルトサイドがOKしたのかもしれないが、もうやれるの?もうやるの?というのが正直な感想だ。せめて、この中日の3連戦は中止にすべきではなかったか」

5: それでも動く名無し 2022/07/13(水) 10:04:14.95 ID:3llnZjlZ0

今季のプロ野球で新型コロナによる大量離脱で試合が中止となったケースは5例ある。楽天は4月2、3日の2試合、オリックス側の感染拡大となった4月12日からの試合など計6試合を中止。横浜DeNAは、4月7日の阪神戦、8日からの中日3連戦と4試合が中止となった。


試合のない日を入れて再開まで5日間を要した。ソフトバンクも6月28、29日のロッテ戦2試合、試合のない30日を挟んで7月1日の西武戦まで3試合が中止となった。再開まで4日間。だが、今回のヤクルトは、1、2軍合わせて27人もの離脱者が出ているのに、たった2試合の中止で3日間だけあけての再開である。

ヤクルトに2リーグ分裂後最速のマジックが点灯していることや、中止試合を増やすことで、クライマックスシリーズや日本シリーズの日程にしわ寄せがくることが影響したのだろうか。


その意味で1試合でも雨天中止となったことは幸運だったが、オールスターまでまだ残り11試合ある。厚生労働省の定めによれば「症状がない場合は、検体採取日から10日経過後(または採取日から6日経過後に24時間以上空けて2回PCRなどの検査を行いともに陰性が確認された場合)に療養解除」ということなので16日の横浜DeNA戦から一部の選手は復帰可能となるが、療養期間に体を動かしていないことなどを考えると、離脱組の復帰は、早くても18日からの巨人戦、或いは22日からの広島戦にズレ込むだろう。
投手の復帰の場合は、2軍での試運転なども必要で、球宴明けまで間に合わないと考えられる。貯金が26あり、2位の巨人とは12.5ゲーム差。

球宴までの11試合のすべてに負けても首位陥落はないが、マジックが消滅し、尻に火がつく状態になりやしないだろうか。

6: それでも動く名無し 2022/07/13(水) 10:04:40.68 ID:3llnZjlZ0
ちなみに主力がごそっと抜けた横浜DeNAは、選手離脱後の10試合の成績は4勝6敗。4番の牧は6試合を休んだだけで復帰するなど、野手陣は隔離期間を終えると比較的早く復帰したが、投手陣の復帰には時間がかかった。

無理をさせると故障の危険性があるためだ。ソフトバンクは、選手離脱にもかかわらず、西武、楽天に3連勝したが、その後、5連敗。怪我人もあり、現在、3勝5敗と負けが先行している。
高代氏は、こんな見方をしている。 「ヤクルトは総合力で勝ってきたチームだけに苦しいことは間違いない。

ただ幸い先発で抜けたのは高梨1人なので、なんとかゲームは作れる。11戦全敗ということはないだろう。6勝5敗、あるいは5勝6敗で、この11試合を切り抜けることができれば御の字だと考えていると思う。

貯金26を考えるとペナントレースに大きな影響は出ないだろうが、18日からの巨人3連戦で3連敗してしまうと、勢いという点では、その後の戦いに不安が出てくるかもしれない」

今日13日の中日戦には、サイスニードをスライドさせずに左腕の高橋を先発に立てる。非常事態のヤクルトは、球宴までの中日2試合、横浜DeNA3試合、巨人3試合、広島3試合の計11試合をどんな星勘定で乗り切ることができるのだろうか。
(文責・論スポ、スポーツタイムズ通信社)

続きを読む
Source: なんじぇいスタジアム@なんJまとめ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする