大谷翔平(エンゼルス)は2023年シーズン終了後にFAとなるため、エンゼルスとの契約延長の行方が注目されている。「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者はエンゼルスのチーム事情を踏まえ、大谷の契約延長の行方を分析。ローゼンタール記者によると、エンゼルスは今春のスプリング・トレーニング期間中に大谷の代理人と非公式の話し合いを行い、マックス・シャーザー(メッツ)の4333万ドルを上回るメジャー史上最高年俸を提示する必要があることを理解しているものの、あまり乗り気ではないようだ。
ローゼンタール記者がもう1つ、エンゼルスが大谷との大型契約に積極的でない理由として挙げるのは過去の失敗例だ。エンゼルスはこれまでにアルバート・プホルス、ジャスティン・アップトン、ジョシュ・ハミルトン、C・J・ウィルソンらと大型契約を結んできたが、いずれも期待通りの成果は得られなかった。アンソニー・レンドンとの大型契約も上手くいっているとは言えず、マイク・トラウトとの超大型契約を抱えているというチーム事情もある。
もちろん、今季と来季にエンゼルスが思うような結果を残せなかった場合、大谷自身がエンゼルス残留を望まない可能性もある。しかし、エンゼルスにおける大谷の二刀流は「DH枠の独占」や「6人制ローテーションの採用」といった特殊な事情のもとに成り立っており、他球団へ移籍した際に同じようなプレー環境を用意してもらえる保証はない。大谷はエンゼルスに残って現在のような形の二刀流を継続するか、現在のような形の二刀流を諦めて強豪チームへ移籍するかの二択を迫られる可能性もありそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/49b7a94235967d9b90eaec556b58f857b56e1eaa
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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ