ロッテ中村奨吾、清田育宏以来の全打順本塁打を達成

　両軍3本ずつのソロ本塁打が飛び出す“打ち上げ花火大会”はロッテに軍配が上がった。打撃に苦しんでいた安田尚憲内野手が今季初アーチを含む自身初の2打席連続本塁打を放つなど復調の足掛かりをつかんだ。

　井口監督は「ずっと感じは良かったんで。本当に安田らしい打球が久々にみられたと思います。練習ではいい形でできていたので、ようやく実戦でできて本人もほっとしているのではないかと思います」と振り返った。

　この日はキャプテンを務める中村奨吾内野手が自身初の4番に座り、1点を追う2回に3号ソロを左翼席にたき込んで”全打順本塁打”をマークした。チームでの全打順本塁打は2020年11月の清田育宏以来。指揮官は4番起用について「4番というか4番目ですね。（3番の）そこにマーティンが入っていただけなので、1個ずらしたというだけです」とした。

　試合は3―3の6回にレアードが左中間に勝ち越し適時打を放ち、チームを勝利に導いた。