【中日】新外国人投手のタバーレスが入団会見「ニックネームは“タバチャン”と呼んでください」背番号９９

　中日は３１日、バンテリンドームで、日本海オセアンリーグ・富山ＧＲＮサンダーバーズのジョアン・タバーレス投手の入団会見を行った。背番号は「９９」に決まった。右腕は「本当にドラゴンズに入団できて心からうれしい。基本的には直球とスライダーが持ち味。優勝できるようにチームに貢献したい。焼肉、ラーメン、すしが好き。ニックネームは“タバチャン”と呼んでください」と、自己紹介した。

　会見に同席した立浪監督は、改めて先発起用を明言。「先発投手が少し足りなくなってきた。映像を見ると球も速いし、スライダー、カットボールも非常にいい投手。ドラゴンズでは先発として期待したい。顔みても好印象。優しい顔をしているし、何より独立リーグで培った精神を出して欲しい。ハングリーさも持っていると思う。いずれ、先発ローテーションを任せられる投手になってほしい」と期待した。

　右腕のタバーレスはドミニカ共和国出身で、かつては広島カープのアカデミーに所属。１８年には広島の育成選手としてプレーしたが、ウエスタン・リーグで１７試合に登板し、０勝２敗、防御率７・３２だった。１９年はＢＣリーグの滋賀に所属し、２０年のシーズン途中から富山に移籍。今季はリリーフとして１２試合に登板し、防御率０・００、２セーブをマークしている。最速は１５２キロで、変化球はカットボール、スライダー、フォーク、シンカーを操る。

　◆ジョアン・タバーレス（Ｙｏｈａｎ　Ｔａｖａｒｅｚ）１９９４年１１月８日、ドミニカ共和国生まれ、２７歳。コレヒオ・サンタナ高から米ロイヤルズ傘下１Ａに入団。その後、広島のカープアカデミーに所属し、１７年の練習生を経て、１８年３月に育成契約。ウエスタン・リーグでは１７試合に登板し、０勝２敗、防御率７・３２。１９年はＢＣ滋賀、２０年途中から富山でプレー。１８８センチ、１００キロ、右投右打。