【朗報】幼女「ママ、どこ…」桐蔭学園バスケ部員「大丈夫かい？」

神奈川県警鶴見署は桐蔭学園高校（横浜市青葉区）のバスケットボール部に感謝状を贈った。

部員10人は4月16日夕方、他校との試合を終えてJR矢向駅（同市鶴見区）へ向かう途中、前方で「ママ、どこ」と泣きながら踏切を渡っていた2人の5歳児を見つけた。

　迷子だ。キャプテンの山本宙太さん（17）は踏切内で2人に追いつくと渡り終えるまで寄り添い、しゃがんで優しく話しかけた。「大丈夫？」。2人はいとこ同士で、ゲームの話などをして気持ちを落ち着かせたという。
その間に、別の部員らが近くの交番を探して通報。事なきを得た。

「バスケは攻守の切り替えが大切なスポーツ。泣く子を見つけ、とっさに切り替えられた」と山本さん。同高を訪ねて感謝状を手渡した片山真・鶴見署長は「チーム一丸で子どもを助けてくれた。市民の模範になる行動」とたたえた。

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