日ハム、今季4度目のカード負け越し　先発の河野が3回5失点で2敗目

　日本ハムは9日、楽天に5―8で敗れ、2連敗となった。先発の河野竜生投手（23）が3回7安打5失点と誤算だった。

　河野は初回から2死満塁のピンチをつくるなど、不安定な立ち上がり。2回に炭谷に一発を浴び、3回には浅村の適時打などで4点を失った。

　「ただただ申し訳ないという気持ちです。試合をつくれなかったことが全てだと思います。一から、がむしゃらに練習していきます」と肩を落とした。

　前日に今季5度目の零敗を喫するなど、元気がなかった打線は意地を見せる。4番に座った松本剛が初回に先制打、3回にも2打席連続となる適時打を放った。

　5回には万波が横浜高の先輩・涌井から2号ソロ。「ホームランを打ちたくて打ちたくてたまらなかったので、チョーサイコーです！まだまだ貪欲にいきます」と話し、反撃ムードも高まった。

　しかし7回に宮西が痛すぎる3失点。8回、代打・清宮の適時二塁打と9回、万波の一ゴロで2点を返したが及ばず、チームは2連敗となった。
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