ウクライナは3月に欧州予選プレーオフ準決勝スコットランド戦が予定されていたがロシアによる侵攻を受けて6月に延期されている。
侵攻の終結が見えず6月に試合を行えるかも不透明な中で、ウクライナのプレーオフを免除して本大会への出場権を与えるよう求める声が高まっている。
スコットランド紙「デーリーレコード」は、欧州各国の強豪クラブやルーマニア代表などを率いた名将ルチェスク監督の見解を掲載。「ウクライナがプレーオフを経ずに直接W杯に進めるようにすることは、ウクライナにとって大きな後押しとなるだろう。それは正しいことであり、スポーツの意味でも、人々の士気の面でもウクライナを計り知れないほど助けることになる」と持論を展開。
プレーオフ準決勝で対戦するスコットランドと、同決勝に上がった際に対戦するウェールズには出場を辞退するよう求めた。
ウクライナのプレーオフを免除してW杯出場を求める声は高まっており、数日前には英国のボリス・ジョンソン首相も「私にはいい考えのように聞こえる。ウクライナが経験したこと、ウクライナのサッカー選手が耐えなければならなかった不自由さを考えると、可能な限りの同情と手当が彼らのために与えられるべきだと確信している」と語っている。
一方で、W杯出場の可能性があるスコットランドとウェールズに戦わずして諦めろというのも酷な話で、こうした意見には反発の声も上がっている。ウクライナを巡る動きに注目が集まる。
東京スポーツ4/5(火) 14:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/f010ef690cc64094c5a9860cee36f27cd04e108a
続きを読む
Source: サカラボ | サッカーまとめ速報