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日本にとってW杯優勝経験国が2か国入った難関グループであることは、どこの誰が見ても明白だ。第3戦スペイン戦まで突破の可能性を残すならば、望ましいのは第2戦終了時点で勝点4獲得。そうなると初戦ドイツ戦で勝点1は取らなければならない。
真っ向勝負も日本サッカーの成長だが、強敵相手に渋く勝点を取るのも成長につながると信じて、守備重視の戦えるメンバー編成をした。
まずGK3人は権田修一、川島永嗣、谷晃生で変わらず。DFは3バック編成を見越して吉田麻也、冨安健洋、板倉滉、植田直通、そして“未招集”の伊藤洋輝の5人。右サイドバック(SB)ないし右ウイングバックには酒井宏樹。左SBには長友佑都、中山雄太の常連を置く。
伊藤は貴重な左利きでフィードも上手く、高さもある。左SBができるというユーティリティ制も併せ持つ。長友には右SB、伊藤には左SBの役割も兼ねてもらう。
肝になる中盤は遠藤航、守田英正、田中碧、原口元気、柴崎岳の5人。ベトナム戦のパフォーマンスなどから柴崎は賛否両論あるだろうが、ロシアW杯でも見せた相手を一刺しするパスが必要になるときが訪れると予想する。原口も複数ポジションができる面と、何よりも全面に押し出す闘争心は活力を与える。
そしてアタッカー陣には大迫勇也、古橋亨梧、伊東純也、久保建英、南野拓実、三笘薫、そして前田大然の7人。これで23人だ。
試合は選手たちが慣れ親しんだ4-3-3システムで始めるだろう。ただ現実路線で戦わなければいけない局面も出てくるのではないか。リーグ3度の優勝を果たした広島時代のように手堅く勝点を奪う“宝刀”3-4-2-1システムの選択肢は残しておいたほうが良い。
吉田や冨安らが形成する3バックは世界と伍するはずで、古橋や前田ら前線にスピードのある選手がカウンターで仕留める。三笘は所属クラブでウイングバックを務めていることから、左ウイングバック起用も可能だ。
そしてカタールW杯は従来よりも登録選手が3人増加する可能性がある。その時は未来を見据えてMF川崎颯太(京都)、FW北野颯太(C大阪)、FW林大地(STVV)を推したい。
飯間記者が推奨する23人(プラス3人)
GK
権田修一
川島永嗣
谷 晃生
DF
吉田麻也
冨安健洋
板倉 滉
植田直通
伊藤洋輝
酒井宏樹
長友佑都
中山雄太
MF
遠藤 航
守田英正
田中 碧
原口元気
柴崎 岳
FW
大迫勇也
古橋亨梧
伊東純也
久保建英
南野拓実
三笘 薫
前田大然
▼プラス3人
MF
川崎颯太
FW
北野颯太
林 大地
サッカーダイジェスト 4/4(月) 11:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/706bdd81c48e77189bbffc40dfd927234a0ef24a
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Source: サカラボ | サッカーまとめ速報