選手会がNPBと事務折衝　「ノンテンダー」で日本ハムと近日中に話し合いへ

　日本野球機構（ＮＰＢ）と日本プロ野球選手会の事務折衝が１５日、オンライン形式で開かれ、選手会側は日本ハムの「ノンテンダーＦＡ問題」なども含めて現状の保留制度を問題視。今後、保留制度の改善をメインとして交渉を進めていく考えを示した。

　選手会・森事務局長は「メインになるのはＦＡの（権利取得年数）短縮ってところの話になってくると思う。現役ドラフトも含めて移籍ができる体制を取れないと、球団との交渉でやりづらい」と説明。選手が契約更改交渉などで球団と対等に話せるように、移籍市場の活性化を目指す。

　現役ドラフトに関しては「（球団側も）今年のオフをメドには開催する予定だということなので、合わせて、そっちはそっちでやってはいく」と説明。球団側から出された案を、７月の選手会総会などで協議していく流れとなりそうだ。

　また、昨年１１月に日本ハムがＦＡ権保有の３選手を「ノンテンダーＦＡ」と称して自由契約としたことに選手会側が抗議文を提出していたが「日本ハムに対しましては、説明の機会をというところはありましたので設定はさせていただいている」と近日中に話し合いの場を設ける予定だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4de74d7e4a11bbfc86d7cabcdfe3a2387b89363

結局ノンテンダーはおまけで本音はFA制度の改善が希望だったらしい