今季は延長12回制を3年ぶり実施 開幕からの入場制限なしにも意欲

　プロ野球12球団による実行委員会が7日、オンラインで開催され、今季の公式戦は延長戦を3年ぶりに12回まで実施することを確認した。新型コロナウイルス感染対策で2020年は延長10回まで、昨年は日本シリーズ以外は9回打ち切りだった。

　NPBの井原敦事務局長は「（感染状況が）極端にひどい状況になったらしかるべき判断をしないといけないが、現状でしたら12回。現状を踏まえての確認です」と説明した。

　斉藤惇コミッショナーは、Jリーグとの新型コロナウイルス対策連絡会議後の記者会見で、開幕から観客数制限なしの開催に改めて意欲を示し、「制限のない観客をお招きしてスタートしたい」と語った。