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森保監督は神妙な面持ちで語った。ロシアのウクライナ侵攻について質問を受けると目を見開き、「悲しい。
両国のことを詳しくわかっているわけではないが、なにが理由であっても、武力行使で物事を解決することはいけない。人と人が殺し合うということはやるべきでない」と“戦争反対”を明確に訴えた。
約2週間の欧州視察中は、ウクライナ情勢の話題が大きなニュースになっているのを見聞きし、気になっていたという。自身は長崎で育った。現役時代は長く広島でプレーし、監督として広島で3度のリーグ優勝を経験した。第2次世界大戦の被爆地と縁が深く、日ごろから平和への思いを強く持っている。
昨夏の東京五輪では、「広島平和記念日」の8月6日に3位決定戦が行われた。その前日の記者会見で「平和であるからこそ、大好きなことができる。世界中で戦争、紛争で命を失われたり、命を脅かされたり、傷ついている人がいる。人々が安全で安心で生活できるよう、心穏やかに生活できるよう、そうなるよう祈っております」と、メッセージを発していた。
しかし、そんな思いとは正反対の侵攻が起きている。「大切な命も奪われている。人と人が殺し合うことはやるべきではない。戦争はあってはいけない」。祈るように語気を強めた。
日刊スポーツ 2022年2月25日19時50分
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Source: サカラボ | サッカーまとめ速報