「自分なりに打者のタイミングも外せて、打者をよく見ながら投げられた。すごく良かった」
4、5日前の練習中に突然、ビッグボスから声を掛けられた。もともとサイドスローだったが「(打者から)見やすくなっている。ちょっと見えづらくしない?」と提案され「変えるのはすごく勇気がいりましたが、一つの引き出しとして」と挑戦を決めた。
千葉・木更津総合高からJX-ENEOS(現ENEOS)を経て2020年にドラフト4位で入団。アンダースローの投手として、ロッテで通算87勝を挙げた渡辺俊介氏の映像を参考に研究。リリースポイントを膝付近に下げるイメージを持ち「力まず、緩急で抑える」とブルペンなどで練習を重ねた。
この日は0―1の八回に5番手でマウンドへ。1番・池田を見逃し三振に仕留めると、和田を高めの直球で左飛、高部を一ゴロに打ち取った。直球の球速が130キロ台後半でも「打者にスイングをさせていなかったので良かったかな」と手応えをつかんだ。
プロ2年で通算32試合に登板し、0勝1敗、防御率5・58。「フォームを固めたらコントロールも良くなると思う。まずはフォーム、腕の高さの安定を目指してやっていきたい」。現役のサブマリン投手はソフトバンク・高橋礼、西武・与座ら少数。鈴木健が新たな一歩を踏み出した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e30cb055405db4ed18abdc76ad751881bc126bc7
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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ