SBリチャード、時間にルーズなせいでA班昇格見送り

ソフトバンク・藤本博史監督、昇格見送りのリチャードに厳しい指摘「試合が始まる３分前まで相手のベンチにいた」
2/18(金) 16:28配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b430a555f50a3f4d6b3111249ac0df18bed7b93
ソフトバンク春季キャンプ（１８日、宮崎）キャンプ休日だったこの日、藤本博史監督（５８）がオンラインで取材に応じた。１７日の紅白戦でＢ組からＡ組に参加していたリチャード内野手（２２）の昇格を認めなかった理由を明かした。

【写真】王会長から〝４０発指令〟を受けているリチャード

「去年僕が２軍監督のときからずっといっているけど、集合の１０分前に出てくるとか。いつもギリギリなんですよね。長谷川（打撃）コーチも準備には厳しいコーチで。紅白戦やる前も、シートノックの前のキャッチボールもフリーでやっていますよね。そこでも出てくるの一番遅いとか。試合が始まる３分前まで相手のベンチにまだいた。そういうところができていない」

昨年７本塁打を放った若き大砲。今季こそ競争を勝ち抜くことが期待されたが、新型コロナウイルス感染もありキャンプは筑後のＣ組スタート。１２日に宮崎Ｂ組に合流したばかりだった。１７日にＡ組に「参加」という形で紅白戦に出場し３打数１安打。指揮官と長谷川打撃コーチが指摘したのが、心構えだった。「試合終了後、長谷川コーチから叱られていたんですけど。去年からいっていること。技術以前のことですよね」と続けた。

長谷川打撃コーチは昨年に現役を引退。ストイックな姿勢と圧倒的な練習量で通算１１０８安打を放った。藤本監督は「うちのコーチは全員優しい。その中で言うってことは頭にきていたんじゃないかと思います。それは去年僕がずっと頭にきていたこと。何回言ってもなおらない。５分前といっても出てこないから１０分前といっているだけで」と最後まで指摘が続いた。