ＤｅＮＡ三原代表「去年がっかりさせたファンの皆さまに、この秋喜んでもらえるシーズンに」

ＤｅＮＡは３１日、１、２軍ともに２月１日より春季キャンプが行われる沖縄に入った。到着後に宿舎内にて全体ミーティングが行われ、三原一晃球団代表があいさつした。

「去年われわれは最下位という最低の結果でした。ただ、力のないチームかといわれると、私は決してそうではないと思っている。いろんなところでミスが出た、エラーが出た、いろんなところでつまずいたことはあったけれど、ユニホームを着ている人たちに力がなくてこういう結果になったとは思っていません。みんなで助け合って、力を合わせていけば倒せない相手はいないと私は考えている」と信頼を口にした。

オフには９８年の日本一を知る石井、斎藤、鈴木尚らレジェンドＯＢをコーチに招へい。宮崎と６年契約を結ぶなど大型契約で外国人選手を含む主力の流出を阻止し、日本ハムから大田を獲得するなど積極的に動いた。

「最下位になった現実はしっかり受け止めて、このままやっていてはだめだと、新しいことにどんどんチャレンジしないといけないということで、フロントの方もやり方をいくつも変えて臨んできている。選手の方々も新しいことにチャレンジするキャンプであってほしい」と期待した。

最後に「明日からはキャンプが始まり、シーズンがスタートしていきます。目の前のことをしっかり取り組んで、素晴らしいシーズンにして、去年がっかりさせたファンの皆さまに、この秋は非常に喜んでもらえるシーズンにしていければと思っているので、皆さん協力して一年間戦っていきましょう」と呼びかけた。