日本ハム将来の左腕エース候補・松浦慶斗　特技の一発芸で「二刀流」の期待

　１８５センチ、９５キロの恵まれた体から１５０キロ近い直球を投げ込む左腕で、新人合同自主トレで評価は急上昇。名門・大阪桐蔭で１年時からベンチ入りしていたとあって「将来の左のエース候補」と早くも一目置かれる存在になりつつある。

　そんな松浦だが、野球の実力以上に注目されているのが天真らんまんな明るいキャラクターだ。すでに同期らの間では「イジられキャラ」として有名で、本人も「みんながイジってくるという感じ。面白いと思ってくれるのはうれしい」と、まんざらでもない様子。お笑い好きで野球以外の特技に「一発芸」を挙げるほどで「自分で言うのもなんですけど、桐蔭の時から雰囲気を作るのはうまかった」と自負する。即興で他選手のモノマネを完璧にこなすことも珍しくない。そんな異色キャラから、関係者の間ではチームのムードメーカーである杉谷を引き合いに出し「後釜誕生か」とまでささやかれている。

　松浦は「人を観察であったり、自分と比べたりするので。人（の動き）を見ることが多い。それを生かしながら実力でレギュラーを狙いたい。負けている時などは雰囲気をよくできる選手になりたい」と１年目からベンチの盛り上げ役に名乗りを上げる。

　今後の成長次第では野球以外の面でも頭角を現しそうな逸材だけに目が離せなくなりそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4a2806a61a8d57be72a9f00134a39ecb5d35e032