オリックス山岡泰輔が１３００万円減の７２００万円で更改

　オリックスの山岡泰輔投手（２６）が２６日、大阪市内の球団施設内で契約更改に臨み、１３００万円減の７２００万円でサインした。「去年手術もありましたし、チームにとってマイナス。何も貢献することができなかった。チームは優勝しましたけど、そこに対して自分が何もできなかったという悔しさがある。悔しい１年っていうのもあります。今年は一から、もう１回しっかりやっていきたい」。

　５年目の昨季は先発としてスタートしたが、６月の交流戦中に右肘の違和感を訴え、出場登録を抹消された。中継ぎとしての昇格を目指し、ファームでは連投チェックを行ったが、８月２４、２５日の阪神戦（鳴尾浜）を最後に登板はなかった。右肘の不安を解消するため、９月に右肘のクリーニング手術を受けた。１２登板で３勝４敗、防御率３・８９だった。１１月のヤクルトとの日本シリーズではメンバー入り。第５戦で術後初の公式戦登板。同点に追いつかれた８回１死から登板し、シリーズ初登板初白星を自身初のリリーフ星で飾った。

　オフの自主トレでは、すでにブルペンに３回ほど入り、変化球も含め全球種を投げ込んでいる。キャンプもＡグループスタートが決まった。先発、中継ぎかは任された方に従うのみ。「チーム状況や周りの選手の状況もあると思う。僕はどちらでも入れるように、負けないように準備していくことが大事」と背筋を伸ばした。

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