沖縄・国頭での秋季キャンプ第2クールでのことだ。視察に訪れた新庄監督は五十幡に4番候補と伝えると、笑みを浮かべながら「股関節、しっかり柔軟性を持ってやってほしい。足があるから、しっかり下(下半身)も使える。打撃技術を磨いていけば、しっかり飛ばせるパンチ力も出てくる」と説いたという。五十幡は、従来の4番のイメージとかけ離れた構想に「聞いた時は『あり得ないな』みたいな感じだったですけど…」と当初は半信半疑だったが、メディアを通じて本気度が伝わってきた。
新庄監督は6日に放送された日本テレビのバラエティー番組「しゃべくり007」に出演し、打線について「4番バッターは足の速い左バッター」という構想を披露。理由は自らの経験値から。内野を守っていた時に2死満塁で俊足の左打者のケースが嫌だったという。「ゴロが来ますよね。慌てるんですよ。で、悪送球とかして…2点入る野球、面白い」。ちなみに「6番バッターが(従来の)4番。一番、ランナーがたまってる」と話していた。
五十幡も発言内容をチェックし、4番候補としての自覚も芽生えた。「自分はリードオフマンでしっかりチャンスメーク、出塁をすることが大前提。まずはレギュラー定着、スタメンを勝ち取れるように」と、長所を生かしたプレースタイルを貫く。その上で新庄監督に4番指名されたら「言われたら、やるしかない」。他にも俊足の左打者はチームに多くいる。BIGBOSS流の4番打者は誰になるのか、大注目だ。【木下大輔】
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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ