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用海小での1日先生を終えた佐藤輝は、お手上げとばかりに頭をかいた。「お前誰やねんみたいなことを言われた…」。球界を盛り上げたスラッガーも、小学生相手の知名度はまだまだなのか。「これからっす! 野球を知らない子は(佐藤輝を)知らないと思うので頑張ります!」と子どもたちの洗礼に笑うしかなかった。
それでも、講師を務めた2時間の体育の授業でギュッと心をわしづかみにした。ロングティーでは、ゴムボールを金属バットで校庭の端から端まで飛ばし「ギャー!」「すげえ!」と大盛り上がり。ボールを遠くに投げて得点を競うミニゲームでは、一緒になってはしゃいだ。
「楽しむことを忘れちゃいけないというのは、今日来て思いました。しんどい時があるから余計楽しい時がある。いつまでも忘れずにやっていきたい」。佐藤家では2人の弟がいる長男。お兄ちゃんの顔になって小学2、3年生約190人と打ち解けた。
教室では佐藤輝のファンが急増した。2年生のあるクラスでは、体育直後の算数の授業が図工に変更され、この日の思い出を粘土で表現。佐藤輝のシルエットが形作られ、感謝の手紙をクラス全員が書いた。「みんな興奮しすぎて授業にならないから、授業を変えました」と担任教諭も苦笑いのフィーバーだった。
用海小は、佐藤輝の母校甲東小から約4キロ。「西宮からタイガースとかプロ野球で活躍する選手が出てきたら一番うれしい」と地元愛があふれる。「子どもたちに夢を与えるのがプロ野球の使命。そういうこともやっていきたい」と地元の子どもたちを甲子園に招待する「テルシート」創設にも意欲を見せた。その時には、「誰やねん!」なんて言われないように…。「やっぱりホームランだったり、ひと目で分かるような活躍ができたら子どもたちも喜んでくれると思うので、頑張ります!」と誓った。
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日刊スポーツ 12/10(金) 5:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/2fd26d208d47f9e8278db32a96842376d8756805
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Source: なんじぇいスタジアム@なんJまとめ