「けがをしないフォームで0勝で終わるのか、けがをしやすいフォームで勝つのか。どっちを選ぶのかといわれたら、僕はリスクを選びたい」
投球フォームを「シングルプレーン」から「ダブルプレーン」に変更する。リリース時に肩から手までがほぼ一直線になり、投球プレーン(投球腕の軌跡がつくる面)が1つになる「シングルプレーン」と比べて、肘が曲がって肩と肘が異なる軌道を描き、面が2つになる「ダブルプレーン」は一般的に負担が大きく、故障のリスクが高いとされている。
東都大学リーグ新記録の1試合20奪三振を記録した東洋大時代、球団新人初の6連勝をマークしたプロ1年目、上茶谷のフォームは「ダブルプレーン」だった。そして、そこにリスクがあることも知っていた。
「プロに入ってから、ずっとけがをすると言われていた」
実際に2年目の昨季、開幕前に右肘の炎症を起こし出遅れた。そこから、けがをしにくいフォームを目指して「シングルプレーン」に取り組んだ。だが、出力が出ない。左腕の使い方を変えたり、サイドスローを調整に取り入れたり工夫を続けたが、最後まで納得のいく球は投げられなかった。
背水の思いで、今季終了後から「ダブルプレーン」に戻すことを決意した。「やっぱり、そっちの方が僕は力が出た。人間それぞれ骨の形も多分違うと思うし、じゃあシングルプレーンの人がけがをしないかといえば、そうではないと思うので」。リスクは承知。下半身や体幹、柔軟性を強化するなど最大限の負担軽減に努めた上で〝リミッター解除〟に踏み切る。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6bf5d5706fa06d23c3ed1cd258483943a7a16c0
ダブルとシングルで出力違うもんなんか?
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Source: ベイスターズ速報@なんJ