ノンテンダーになったハム大田についてスポーツ紙記者「原監督がラブコールを送るのではないか」

　巨人に08年ドラフト1位で指名されて松井秀喜の背番号「55」を継承。スラッガーとして期待されたが1軍に定着できず、16年オフに日本ハムへトレード。この移籍で野球人生が大きく変わった。

　1年目の17年に外野のレギュラーに定着し、巨人での在籍8年間で放った9本塁打を上回る15本塁打をマーク。19年に打率.289、20本塁打、77打点と自己最高の成績を更新し、プロ11年目で1億円プレーヤーに。昨年は外野手で初のゴールデングラブ賞を獲得した。

「原監督がラブコールを送るのではないか」

　しかし、今季は打撃の状態が上向かず76試合出場で打率.203、3本塁打、20打点。ファーム暮らしも味わうなど移籍5年目でワーストの数字だった。31歳とこれから脂が乗り切る時期で、まだまだレギュラーとして活躍できる可能性は十分に秘めている。

「巨人からトレードに出されましたが、当時は高橋由伸前監督でフロントの体制が違った。右の外野手は手薄なので原監督がラブコールを送るのではないか。ただ、他の球団も獲得を検討する価値が十分にあるでしょう。貧打が深刻な中日、鈴木誠也がメジャー挑戦する広島は補強ポイントです」（スポーツ紙記者）

　強肩強打でスケールが大きいプレーをもう一度見たい。大田の決断が注目される。（中町顕吾）
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4044e6c3a29410b4f28bba92431fd1fc34744b0