大きな変革期を迎えている首都クラブが来季、ビッグネームを新指揮官に迎える可能性が浮上した。現在日本代表DF冨安健洋(23)も所属する、世界屈指の名門アーセナルで長きにわたって活躍した元スウェーデン代表MFのユングベリ氏だ。
FC東京は来季からIT大手「ミクシィ」がクラブの経営権を取得する見込みで、目玉人事として既にアドバイザーとして名将のベンゲル氏の招へいに動いている。チームは今月7日に18年からチームを率いていた長谷川健太監督(56)が辞任。今季残り3試合の指揮を執る後任にGKコーチの森下申一氏(60)が就任したが、水面下では来季に向け人選を行っており、後任候補はベンゲル氏のコネクションから絞り込む案もある。その中で同氏が推薦した人物こそ、アーセナル時代の教え子でもあるユングベリ氏だったという。
ユングベリ氏は現役時代、万能MFとして世界トップレベルで活躍したスター選手。セクシーな容姿で下着ブランドのCMモデルを務めるなど高い人気も誇った。東日本大震災の直後の11年8月には「被災者の方を勇気づけたかった」と、清水からのオファーを受諾し来日。ケガの影響もあり出場わずか11試合で退団となったが、久々の大物外国人選手のJリーグ入りで話題を呼んだ。
引退後はアーセナルU―15、同U―23などを指導し、19~20年シーズンにはエメリ監督(現ビリャレアル)の下でコーチに就任。同監督が解任された19年11月からは約1カ月にわたり暫定監督を務め、リーグ戦5試合を指揮した経験もある。
監督経験は乏しいが、Jリーグを熟知していることは大きな利点。交渉が難航しているとの情報もあるが、実現すれば、かつてプレミアを席巻したベンゲル―ユングベリのアーセナルコンビが、新体制下で迎える“改革元年”の目玉として注目を集めそうだ。
スポニチ 11/12(金) 3:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/a260176cc00ad71d46792723944685ad9cd1dd15
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Source: サカラボ | サッカーまとめ速報