転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1636495729/
約30分のオーナー報告後、会見場に登壇した矢野監督の視線は早くも勝負の4年目となる来季へ向いていた。
3年契約最終年で「集大成」として臨んだ今季は、わずか勝率5厘差でリーグ制覇に届かず。「チーム全体の底上げ、一丸で戦う、そういうものはできたかな」と振り返った一方で大きく分けて4つの反省点、成長が必要なポイントを挙げた。
(1)1年間を戦うプランニング 「目の前の試合を全力で勝つことだけでなく、1年間をどう戦うかにも重点を置く必要があるのかな」。セ・リーグを制したヤクルト・高津監督の名前を挙げながら話したのが、いかにシーズンを戦い抜くかの計画性の大事さだ。
夏場以降は主力が次々と調子を落とし、チームの成績も停滞した。「固定するのが一番かもしれないけれど、スタメンを変えてもいいかなと。1年間戦う上ではそれも必要なんだというのは感じました」。主力を休ませながら、日々の試合に挑んでいく必要性も感じ取ったという。
(2)失策の撲滅 今季も86失策で4年連続12球団最多を記録。「やっぱり減らしていかないといけない。それがなければ優勝できた可能性も十二分にある」と言い切った。一方で「これも伸びしろだと思っている。チーム全体で取り組んで克服できると思う」と改善に自信を見せた。
(3)中継ぎ陣の底上げ 「スアちゃん(スアレス)までつなぐ野球はできたけど、優勝するためにはプラスアルファで中継ぎの成長が必要」。リード時に七回を任せられる投手、また僅差で競っている状況で中盤を任せられる投手が、一人でも多く出現することを望んだ。
(4)自身の成長の必要性 僅差で優勝を逃した結果を受けて「僕自身、采配であったりかける言葉であったり、なにかできることがあったんじゃないか」と振り返る。また「選手たちに苦しい時でも楽しもうぜとか伝えてきているけど、それができていない自分もいた」と反省した。
単年契約で背水のシーズンとなる来季、1軍コーチスタッフは全員が残留する方向だ。「全員で取り組んでマイナスの部分をプラスに、プラスの部分はもっとプラスにしていけるように」。10日から秋季練習がスタート。悔しさをともに味わったスタッフ、選手全員で成長し、優勝を勝ち取ってみせる。
デイリー
https://news.yahoo.co.jp/articles/85652225e88ff104a8a5493cb488fb44f17b93c7
続きを読む
Source: なんじぇいスタジアム@なんJまとめ