日本ハム・栗山監督が退任　後任は稲葉氏軸に外部招へいも

日本ハム・栗山英樹監督（６０）が今季限りで退任することが１５日、分かった。

今季は開幕直後に７連敗を喫するなど、苦しいチーム状況が続き、４９勝６５敗１８分け（１５日現在）で最下位に低迷した。この日の敗戦でクライマックスシリーズ（ＣＳ）進出の可能性が消滅し、３年連続のＢクラスが決定。栗山監督は「しっかり受け止めたい。そのことは本当に責任を感じる」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc5bd35c355fdf4493afae0dae39967ea497aab3

今季で就任１０年目。２０１２年秋のドラフト会議で１位指名した大谷（現エンゼルス）を二刀流として育て上げ、球団では大沢啓二監督の通算１１年に次ぐ長期政権を築いた。４月１０日のオリックス戦では大沢氏を抜き、球団歴代最多となる６７８勝を挙げている。

後任候補は球団ＯＢで今夏の東京五輪で日本代表監督として金メダル獲得に導いた稲葉篤紀氏（４９）＝スポーツ・コミュニティー・オフィサー＝を中心に、外部からの招聘（しょうへい）も含めて、人選を進めていく。２３年の新球場開場に向け、チーム再建に動き出す。