2回になると、フォークかツーシーム系で空振り三振、カーブで見逃し三振、カーブで空振り三振と3者連続三振と素晴らしいピッチングだった。初回の2失点からの立ち直りを感じさせた。それが4回になると一気に崩れていく。
先頭打者にフルカウントから四球を出すと、ここからストライクが入らなくなる。ストレートの四球、ストレートの四球、さらに次打者にも3-0から何とか137キロのストレートでストライクを取るが、3-1にするのが精いっぱいでこの打者も四球。4連続四球でこの回で降板した。最速148キロが11キロもスピードを抑えてストライクを取りに行く姿に、どうしたものかと心配になった。
球筋はいわゆる置きにいくボールで、ベース板近くになるとボールに力がないために垂れてしまいボールになる。スタンドから見ていてもコースは入っているが、低いと判定されていた。試合の中でこうも変わってしまうものかと、多少驚きはあったが、これは松本が大きな課題に直面していることを示している。
松本は22日のロッテ戦で先発し、初回打者15人に5安打8四球で13点を奪われている。制球を乱して自分のピッチングが分からなくなってしまったのだろう。ルーキーとは言え、かなりショックが残る試合となった。それから1週間、松本の頭の中にまだロッテ戦の大量失点のダメージが残っていても不思議ではない。
そして、そうした負のイメージは突如として頭をもたげてくる。これから松本は同じ経験を味わう事になるだろう。それは本人にしかわからない心理面の問題だが、そこを少しずつコントロールして、ちょっとずつでも先に進んでもらいたい。
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https://www.nikkansports.com/baseball/column/tamura/news/202109290001303.html
だいぶ心配されてるな
まああの影響が何もないとするのもおかしな話じゃあるけど
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Source: ベイスターズ速報@なんJ