アーチ量産の裏には、シーズン中に改良した相棒の存在があった。7月の球宴でチームメートとなった同学年のDeNA佐野からバットを借りた。鈴木誠は「こっちの細いグリップの方がしっくり来る」と急きょアシックス社の担当者に連絡し、改良を依頼。
昨季から使用する長さ86・5センチ、重さ約900グラムのバットから、グリップ部分を1ミリ細くした。新しい相棒は東京五輪期間中に手元に届き、後半戦で使い続けている。シーズン途中でバットを変える決断を下し、ミリ単位での道具へのこだわりが、好調を支える要因の1つとなっている。初の月間MVPに輝いた7、8月から勢いづいている。
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Source: ベイスターズ速報@なんJ