日ハム宮田輝星が『時空を超えるようなスライディング』で魅せた 栗山監督「宮田じゃないと帰って来られない」

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 宮田が時を駆けた。8回2死二塁。石井の打球は前進守備の左翼・吉田正の前で弾んだ。猛チャージをかけられショートバウンドで処理した時点では、三塁ベースを回ったばかり。普通の足では難しいが、「打つ前から(内野を)抜けたら行くぞ」と決めていた。2バウンドの返球。タッチをかわすように左足から本塁に滑り込んだ。間一髪。セーフのコールに自然とガッツポーズが飛び出した。

 「中高大と『時空を超えるようなスライディング』と呼ばれていた。プロに入ってからもやろうかなって決めていた。あれは小さい頃からやっていた」。50メートル5秒9の俊足を生かすために、自然と身についた一芸。「感覚的には走りながら倒れていく感じ。滑るってよりも、走りながら斜めになっているだけって感じです」と胸を張った。

 求められる仕事をやってのけた。1軍デビューを果たした1日、プロ初打席は二ゴロ。「打席では全く緊張しなかった。打席よりもあしたからの代走の方が緊張する」と語っていたが、この日8回1死一塁で代走起用。「(二塁に)行くのが仕事。行き切りました」。2球目にスタートを切り鮮やかに二盗を成功させた。

 本拠地・札幌Dを快足で沸かせた。栗山監督は「大きかったね。宮田じゃないと帰って来られない走塁」と絶賛。惜しくも勝利にはがらなかったが、1軍の戦力として十分な力を証明した。「これから僕が求められるのは、1点差や緊迫した場面での代走や守備固め。もっと緊張した場面で次は行けるように。チームの勝ちにつなげられるように頑張りたい」と宮田。次こそは、自慢の足で勝利へ導く。
https://hochi.news/articles/20210903-OHT1T51056.html

793: 名無しさん 2021/09/02(木) 21:16:43.69 ID:tJlJSDUNd
宮田ナイス


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Source: ファイターズ王国@日ハムまとめブログ

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