元なでしこジャパンMFで、4度の五輪出場経験を持つ澤穂希さん(42)が24日、オンライン取材に応じ、英国に敗れたチームに対して厳しい言葉を並べた。
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澤さんは「あえてチームのために厳しくコメントしたい」と前置きした上で、「カナダ戦(1△1)の修正ができていたのか疑問に思った。勝たなきゃいけない状況、できれば勝ち点3をという状況の中で、本当にカナダ戦の修正ができていたのか。私はクエスチョンでした」と総括した。
相手のエースFWホワイトに屈し、後半29分に失点。同点に追いつくべくFW岩渕真奈を投入したが、チームの攻撃力は上向かなかった。澤さんは「どれだけの選手が体を張っていたか。失点してしまったシーンも、声が出ていたのかどうか。スライディングをしていたか。すごく疑問に思います」と話し、
「1点負けていた状況で、誰が声をかけて押し上げて前から守備にガンガンいくか。そういうシーンが全くみれなかった。この試合に賭けているのか、全く伝わらなかった。セカンドボールも球際も、強さがみれなかった」と振り返った。
1分け1敗の勝ち点1で迎える1次リーグ最終戦の相手はチリ。他組の結果次第だが、勝てば決勝トーナメント進出に大きく近づく一戦となる。
澤さんは「勝つためには積極的なプレーをしないといけない。リスクを負っても、得点を取らないと勝てない。ガンガン守備にいって、前でボールを取って、2次・3次攻撃ができるようにならないといけない。そういうところが必要かなと思います」と見据えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/50be204fa735da53c4cba7deee518b0aa33cf82a
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Source: サカラボ | サッカーまとめ速報