転載元: https://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1624939634/
オンライン会議でのマナーについて、上田さんはどのように指導をしているのだろうか。
「画面上の配置は、いわゆる“謎マナー”なのかもしれません。画面上の席次にこだわる方もいらっしゃいますが、そこまで気にする必要はないと考えます。
話している人がきちんとわかるような配置にすることを重要視した方が良いでしょう。それよりも、主催者が時間を守ること、
また参加する人たちは会議を中断させないよう事前にネット環境を確認しておくことなどが、マナーとしては大切なのではないでしょうか」
「オンラインでも、できる範囲で顔出しするのがマナーとしてはいいのかな、と私は考えています。これまでは出社して必ず顔を合わせてきたわけですから。
バーチャル背景やお肌をきれいに見せる機能もあるので、そういったものを駆使されるといいですね。
ただオン・オフは、企業や部署によって、認識が違います。上司の方々がオフでいきましょうとおっしゃれば、オフでいいですよね。
そのあたりは、柔軟に。いいとか悪いとかいうことではなくて、中にはオフにすることを印象として残念に思う人がいる、ということを知っておく。
どのシーンでも、自分が相手にどういう印象を与えるか、という想像力が大切です」
「マニュアルが先行することで、目の前にいる方への配慮がおろそかになるのは本末転倒です。
『ビールのラベルを上に』という謎マナーも、例えばそのビール会社の方への接待であれば敬意を示すことになるかもしれませんが、
一般的には、心を込めて注いでいるという態度があれば、ラベルの向きはどうでもいいこと。
ローカルルールと本来のマナーとを混同しないことです」
明石さんは、「マナーも時代の転換期に直面している」と言う。
「時代の変化によって、マナーの基準も変わります。メールや、現在のオンラインについてもそう。
新しいものが生まれると、どうしても一定期間は試行錯誤されることがあります。そこに、謎マナーが生まれやすくなる。
でもそのうちに、それらも淘汰されて、形が固まってくるんです」
明石さんも、前出の上田さんも、マナーの基本は相手への配慮であり、「まずは挨拶が大切」だと声をそろえる。
「日本人は挨拶が苦手です。でも、挨拶はコミュニケーションのきっかけ。自分から笑顔で挨拶をすることで、相手の心をほぐし、ビジネスをスムーズにします」(上田さん)
「マナーに正解はありません。状況や相手に応じて考え、判断することこそがマナーの本質です。まずはきちんと相手の目を見て挨拶ができること。
そして、必要な知識と判断の基準を持って、過不足のない対応を心がければ、ビジネスもプライベートも、もっと心地よくなるのではないでしょうか」(明石さん)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1db3381daf47f209c12b69c6d8bd962e7caa6ad?page=5
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Source: なんじぇいスタジアム@なんJまとめ